【短編】冬の恋の話

 こんにちは女性魔法使いtiktanだよ!今日は恋愛についてのお話するね!

 その日はちょっと買い物に行こうって思って街に出かけたんだ。そしたら、目の前に仲のよい女性同士のカップルが歩いてきてね、きゃっきゃっ楽しそうにしててさ、それを見てたら少し寂しくなったんだよ。強い風が吹いて…、寒いなぁって思って、もう冬だなぁって実感したんだよ。寒いと人恋しくなっちゃうもので、tiktanも彼女が欲しくなったんだ。少しでクリスマスだしね。


「外は凍えるような寒さだった…、一緒にあったまろう」
 素敵な女子にそんなこと言われながら暖炉の前で毛布にくるまりながら寄り添いあいたいものです。ロマンチックでムーディーな恋がしたいのです。

 買い物の帰りには二人の男性を見かけたんだ。長身で白い服を着た細身のイケメン男性と、同じくらい背でこっちはハンサムって感じの顔つきをした濃い緑色の服を着た男性がいたんだ。それがね駅前の公園でものものしいトーンで話をし始めたんだ。
白服「なぁ実はお前に言わなきゃいけないことがあるんだ。真剣に聞いてくれ…!」
緑服「おいおい、俺とお前の仲じゃないか水臭い…、なんだよ言ってみろよ?」
tiktanは気になって耳をそばだてていると…、
白服「お前が好きだ、付き合ってくれ!」
なんと愛の告白を始めたんだよ。そしたらすぐに…、
緑服「ああ、いいぜ付き合おう!」
そう言って涙を流しながら抱きしめ合い始めたんだよ。
それはとても素晴らく眩しい光景で、周りの人とみんなで拍手して二人の愛を祝福したよ!
そして、二人は手を挙げて歓声に応えながら、満面の笑みで夜のラブホ街に消えて行きました。

はぁ…tiktanも素敵な恋がしたいなぁ。